放っておくと意外と大変な冷蔵庫の霜

「直冷式」と「間冷式(ファン式)」の違い

直冷式とは冷蔵庫の庫内に冷却器があり直接冷やす方式です。ファンなどはないので自然な対流で冷やすようになっています。直冷式冷蔵庫の場合、使っていくうちに冷凍室の周りに霜が付きはじめます。最初はほんの少しで気にならない程度の大きさですが、放っておくと日に日に大きくなり、最終的には霜で冷凍室が覆われてしまうほどになります。

間冷式とは冷蔵庫の奥に設置された冷却器で作られた冷気をファンを使って冷蔵室や冷凍室に送る方式です。冷却器が直接庫内にあるわけではないので霜取りの手間がありません。

冷却方式の違いで手間が大きく変わるのが霜取りです。上記の説明のとおり霜取りが必要となるのは、直冷式の冷蔵庫です。では実際の霜取り方法をご紹介します。
付着し始めた霜を数ヶ月放置すると霜取りをするために冷蔵庫の電源を落として、冷蔵庫の中を常温にして氷を溶かすという面倒くさい作業をしなければなりません。氷が溶けたあと床が水浸しなんて事もよくある話しです。霜取りをしすぎて困ることはありませんが、あまり霜取りをしたくないという方でも1ヶ月に一度は霜取りを行ってください。霜は溶かして処理するもの。決してアイスピックや硬い物で叩いたり剥がしたりすることのないようにしてくださいやることはいたって簡単で、お湯で湿らせ温めたタオルでうっすら付いている霜を溶かしながら拭ききっていきます。少ない量の霜であれば冷蔵庫の電源を落とさずとも霜を拭き取って処理できますので、月に一度も冷蔵庫を空にして電源なんか落としたくない!という方に向いている方法だと思います。霜を少しでも溜めたくない、週に一回は霜取りをしたいという時にはこの方法がおすすめです。

(スタッフ前田)

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