洗濯機「防水パン」は必要ないのか?

「洗濯パンは不要」などということはありません。洗濯パンは機能上設置しておいたほうがよりよいのですが、
無くても水漏れなどの大きな心配が少ないだけです。

一番最初に洗濯パンのメリットとして考えられるのが、「結露水対策」という要素です。基本的に洗濯機の
底面部や内部には金属素材が活用されています。ですから洗濯機設置場所の環境によっては、洗濯機に多く
の結露水が付着、それが洗濯機の底部に滴り落ちることがあります。水漏れと比較すると水の量としては、
少ないですから、あまりその存在を意識することは少ないのかもしれません。しかし、結露水の影響は長年
の繰り返しによって出てきます。一番大きな影響としては、洗濯機下の床下地の腐食や老朽化を促進してし
まうということなのです。洗濯機(排水ホースなど)からの水漏れがしにくくなったといっても、水漏れが
無くなったわけではありません。昔と比較すると、水漏れが少ないというだけで、排水ホース接続部からな
どの水漏れは、それなりにあるのが実情です。

もしもの事を考えると防水パンは無いよりも、あったほうが良いに決まっています。

(スタッフ前田)

関連記事

  1. 洗濯できる量をご存知ですか

  2. 冬の暖房時こそ、サーキュレーターを活用して省エネにつなげる

  3. 放っておくと意外と大変な冷蔵庫の霜

  4. 電子レンジの庫内のおそうじ

  5. 絶対おすすめの暖房器具

  6. 冬のマストアイテムは加湿器