これからやってくる杉花粉やPM2.5問題などの影響もあり、空気清浄機を部屋に備える方は、
多くなりました。いろんな施設でも衛生上の対策として大型の空気清浄機を導入しています
。空気清浄機には果たして期待されるような効果があるのか。
一般的なハウスダストには効果があります
家の中を舞っているホコリがハウスダストですが、それによってアレルギー反応が引き起こ
されたりします。含まれる内容はホコリやチリの他、ダニ・ダニのフン、ネコや犬のフケ、
花粉、または外部からの粉じんなどが挙げられます。これらの物質に対して、ほとんどのメ
ーカーの空気清浄機は効果があると謳われており、実際に空気清浄機を導入してからは、く
しゃみが少なくなったという事例が多いようです。オフィスでも、空気清浄機のフィルター
に貯まるホコリをみれば、空気をキレイにしてくれていることがわかると思います。
置き場所・吸い込み口の位置が重要
空気清浄機の効果的な設置場所は、空気の循環が多い場所だそうです。例えば出入り口付近
や、エアコンの吹き出し口付近など、空気の出入りが多いほど清浄機フィルターを通る空気
の量が増えて効果がアップします。CMなどでは強力に空気を吸収するようなイメージがあり
ますが、空気清浄機が掃除機のように吸い込めるわけではありません。
床に落ちた花粉は循環しづらい
地面近くの空気は停滞しやすく、一度床に落ちてしまった花粉が吸いこまれるにくいもので
す。ひんぱんに掃除機をかけることももちろんですが、手軽な手段としては、サーキュレー
タの併用が効果的です。室内の空気に気流を起こし常に循環させることで、床に落ちた花粉
が清浄機内に入るチャンスが増えます。
空気清浄機プラス加湿器が有効対策
ウィルスそのものの除去という点でいえば、それほどには過信できない空気清浄機ですが、
病気対策ということであれば効果はあります。インフルエンザなどの対策として考えるので
あれば、加湿も必要です。今の空気清浄機には加湿機能がプラスされた商品もあります。置
き場所に悩むのであれば、一体型もおすすめです。
(スタッフ前田)